子供の不登校&親のノイローゼが治った! うつ母親の体験談ブログ

母親の私のノイローゼ、うつ病とパニック障害、その原因となった息子の不登校や神経症の気狂い体験記と克服経験 当サイトの文章について 私「まざーぴえろ」のノイローゼ体験記と回想記です。当時の地獄のような心境と心情を中心につづっています。 つたない文章ですが最後まで読みきって下さい。 途中までは私の苦しみが綴られて、最後は悩みが解消することが書かれてあります。 現在の子供のひきこもり問題、不登校問題でお悩みの人は読むことがつらいところもありますが、希望を感じ取っていただけたら嬉しいです。 また私自身のパニック障害、うつ病克服の体験談でもあります。 子供の不登校でお困りになって、うつ病やノイローゼ状態、自律神経失調症などになっている親御さんに捧げます

カテゴリ: ドリームアート岩波英知不登校プログラム体験談ブログ

子供は子供の人生! 不登校の問題で親までノイローゼになる必要はありません!

子供が不登校になっても、それは子供の人生です! 親までノイローゼやうつ状態になってまで、一緒に悩んで上げる必要はありません。ですが、愛情は必要です。時には厳しさも必要でしょう。ですが、まず確立すべきは自分自身の人生の方です。

子供が不登校になって親が(特に母親)ノイローゼ状態になるなる人は、ずっとその半生で我慢して生きてきた人が多いと私は思います。自分の人生ではなく、人のための人生だったりします。ノイローゼになる親は、その親からつらい複雑な感情を抱いてきたり、その世代間連鎖で自分の子供が不登校になってしまうケースが多くあります。

家庭だけが原因ではなく、もう一つの強力な場所=学校での人間関係で悩んできた人もノイローゼになりやすい親だと思います。ずっと自分を偽って生きてきたり、他人軸でばっかり生きていると、余裕がなくなります。それが子供に悪い影響を与えてしまうのですが、たとえ自分が子供の不登校の原因だとしても、それはそれだと切り離しましょう。

なぜならこのブログで何度も書いてきました通り、親が潰れてしまったは何の意味もないんですよね。子供は子供の人格があり、親は親の人生がちゃんとあります。他人軸の人生が子供軸の人生に過剰になりすぎて過保護過干渉になると、子供も自由ではなくなりますし、親も常に子供が心配になって、結局ノイローゼになってしまいます。

親は親の人生を強固に確立しましょう! 順番はそこからです。ひとまず子供の不登校(問題行動を含む)は放っておいて、自分が楽しければいいという究極のエゴを満たしましょう。そちらのほうがうまくいきます。自分軸の人生になることがとっても大事です。子供軸の人生を送る親の子供はわがままになり暴君化します。ですが、自分の親が自分の人生を歩め始めたと思った時、見捨てられたなんて思わず、逆に自分もそう生きていいんだという保証になります。

不登校になる子供はやっぱり自分軸で生きておらず、他人軸で常に繊細で敏感で不安や恐怖や孤独に心が支配されています。子供は子供の人生だと放っておいて、まずは人生を親こそが楽しみましょう。罪悪感なんて捨ててください。すべてを手放しましょう(愛情だけは子供に感じさせながら)。

私達はこれでうまくいくようになりました。私が親として不登校問題からノイローゼになってしまったのは無駄な時間でした。うつやパニック障害がひどくなったぶんだけ、子供にも負担をかけてしまいました。子供は自分のせいだと思っていたからです。それじゃ共倒れですよね。

こちらに不登校(あるいは不登校経験者)の子供を持つ親向けの役立つ情報が満載です。とても参考になりますので、読み進めるといいですよ。

mind-artist.com/kotodama/

岩波英知先生による不登校親支援プログラム/親子関係改善プログラム/自己正常化プログラムとは?



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私は息子の心理トラブル(潜在意識トラブル)でノイローゼ状態になり、私も幼少時代からいろいろな重荷を抱えて生きてきたこともあり、他の不登校やひきこもりの子供を持つ親よりも、私自身がひどく潜在意識トラブルで苦しんできました。

自律神経が乱れ、パニック障害やうつ、ノイローゼ状態で苦しみ、私が先に潰れてしまう状況でした。息子は苦しんでいながらも、将来に絶望していながらも、時間的な猶予、モラトリアムみたいなものはあるし、親の庇護下で語弊はありますがぬくぬく暮らすことができるわけですが、私の場合は家族のこともあり潰れてしまうわけにもいかず、そこでも追い込まれていました。

そこで私はDream Art Laboratoryの岩波英知先生のお力を借りて、目の前のつらい症状を改善しながら、息子の不登校や、私の幼少期からの抑圧してきた悪い感情を浄化していきました。岩波英知先生のプログラムは、自己正常化プログラム、不登校親支援・親子関係改善プログラム(保護者向け)、脳覚醒プログラムなどたくさんありますが、岩波先生の施術そのものは同じです。だから、どれを受けても自分の目的に関して、潜在意識の根っこにはたらきかけてくれますし、私達も自分の潜在意識を覗く事ができる状態に導いてくれます。

潜在意識を浄化する、これが岩波先生の施術にぴったりかもしれません。潜在意識に底には私達の意識ではわからないほど、ものすごーい心の闇が蓄積されています。心の闇は悪い感情の塊で、人間不信、自己不信、怒りや苛立ち、殺意、我慢し続けたはち切れんばかりの心、絶望感、希死念慮などなどとんでもないエネルギーが眠っています。

それを私たちは潜在意識の一番深いところにぎゅうぎゅうに押し詰めて生きているわけですが、これが厄介です。私もずっと我慢して抑圧して必死に生きて来て、子供が生まれて、その子供も私のせいもあり悩んでしまいました。世代連鎖が続いていて、私がより子供を追い詰めてしまっていたのですが、息子を助けられるのは人様ではなく母親である私だけなのも確かです。子供を救いたい人は絶対に自分から救いましょう。

子供の悩みは子供はわかっていません。苦しい、つらい、助けてという溺れている人の思考に近いと思っていいと思います。そんな子供に冷静になりなさい、立ち直りなさい、みんな辛いんですよ、なんて言い聞かせても無理ですよね? 実は溺れてきてきたのは親だったりするんですが、とにかく溺れている時のパニック状態を落ち着かせられるのは、親がパニックにならず冷静になることしかありません。

だから、潜在意識の心の闇を浄化することは必要なんですね。そしてそれが日本で断トツで一番やってくださるのが岩波英知先生であり、そのプログラム群だということです。ですが、私が受けた上でいいたいのは、自分の人生と向き合うのは自分の強い心です。

悩んできた人や悩みを抑圧してきて我慢の連続だった人は、自分の潜在意識を岩波先生の技術で覗いた時、それなりの精神力が必要です。でも安心してください。岩波先生の技術は浄化効果が働きますので、自分の人生を向き合えば向き合うほど心が落ち着いて、自分のことを冷静に見られるようになります。本当の自分に出会ってこんなに清々しい気持ちになれるなんて!!!!とすごーく安心な気分に浸れます。それまでは強い意識を持って自分の人生と向き合い乗り越える気概を持ってください。

潜在意識が浄化されたあと、いいものが吸いよってきます。自分の心の中に入り込んでくれます。気持ちが楽になっているから、考え方も変わり、いいものだけを取捨選択して取り込めるんですね。以前の私は、悪いことを自分で吸い寄せて身動きが取れなくなっていましたが、浄化作用が働いてからは、前向きに考えられるようになりました。息子のこともです。その余裕が息子を立ち直らせることになったことははっきりいえます(今では悩まない強い人間になってくれました)。

なので、悩んできた方や子供のことで悩んでいながら自分の問題でもあるという認識を持たれてきた人は、自分の潜在意識の呪縛から解き放たれるために、心の闇を洗いざらい浄化していきましょう。危険かと思われるかもしれませんが、一時的に心の闇を見てしまっても、好転反応です。私も見たくないものを見てしまったという感覚が残ったことがありますが、岩波先生の技術は誰もが言うように、技術体験をするごとに、体感の質が以前と比較にならないぐらい上がって浄化速度が進んでいきます。その過程にすぎないことなので、怖がったり危険だと思うことはありません。心の闇がある事自体が危険水域で溺れ続けていることですので。

親としての立場から言いますと、子供の幸せは親の幸せです。子供が悩めば親も苦しみます。自分なら耐えられるけれど、愛する子供が苦しんでいるのを見ると身も心も引き裂かれそうです。だからといって、子供を何とかしようとすると反発します。そうなるともう打つ手はないので、自分がその人生と向き合って、過去を乗り越えましょう。過去があって現在がありますし、子育てで失敗したところがあるというのも、自分の人生ととても関連しているんですよね。心の闇が潜在意識に蓄積して抑圧している人ほど、子育てもうまくいかないと思います。反面教師で子供だけは幸せにしてあげようと頑張っている人もいますが、そこに余裕のある生き方を親がしていないとどこかで負担が来てしまうと思います。
潜在意識を浄化する、それがとても大事なことだと私は思いました。



自己正常化プログラム・不登校親視線プログラムを受けた感想と体験談

 息子が不登校になったことをきっかけに、私自身がパニック障害やノイローゼ状態、うつになってしまい、岩波英知先生のお世話になりました。私が耐えられない精神状態に、息子の不登校で追い詰められてしまったからです。

 岩波英知先生の技術はびっくり仰天の体験ができます。その体験こそが無意識に私達が手の届く状態にしてくれて、悩みの原因を突き止め(頭でわかるのではなく感情で理解できるから効果がすごい)、自由になってくれる効果をもたらします。私は息子の不登校やひきこもりが長く続くことで出口が見えずに完全に閉塞感があり、心を病んでいきました。

 なので息子以上に私が立ち直らないといけない気持ちがあり、自己正常化プログラムを受けたわけですが、不登校の子供を持ってなかなか脱せない方やますますひきこもり状態がひどくなる親は、自分が変わろうとする気持ちが大事だと思いました。

 かなり子供が悩む原因は、母親が直接ではないにしても、影響を悪い方向で与えてしまっています。もちろんいい影響を与えているので、自己嫌悪になることはないですが、自分の人生を変えたることで、子供の人生を好転させることはできます。

 心の重荷をずっと抱えて生きてきた親は、子供にも心の思いを背負わせてしまうなんてことはよくありますし、私もそうでした。世代連鎖という言葉があるように、親から子、その親はそのまた親から連鎖して、良くも悪くも私たちは生きています。悪い意味でも世代連鎖を断ち切るために、一番頑張らなくちゃいけないのは親自身だと思います。まして、私のようにノイローゼやうつ、パニック障害になった人は、まずは自分が助かったほうがいいと思います。


 岩波先生から言われたことは、ものすごく体が固く、そこを緩めてきたほうがいいということでした。自己正常化プログラムでは、体を緩めてくることは重要視されます。固い体の人でも、トランス誘導をされて、自分の無意識を除けますが、問題は心の抑圧の処理の量とスピードになります。身体が柔らかくなっている人は、そのスピードと量が人よりも早くなります。だから私は呼吸法やストレッチをたくさんしてきました。その緩みを作ってきた分を岩波先生が利用し、上質なトランス状態をもっと深めていってくれます。そうなると、十年ぶりかというぐらい気持ちと心と脳が楽になっていきました。

 自律神経が整いましたし、息苦しさから解放されました。ほのかな気持ちよさや生きていてよかった感がでてきましたし、重荷を背負っていない自分にも気づけるようになっていきました。

 人それぞれ進歩は違いますが(特に身体の固さで差が出ると思います)、体が固い人なりに感覚的な人はトランス状態の質の深まりがいいと思いました。想像力豊かな人のほうが自分の無意識の心の声に耳を傾けられると思います。とにかく感覚的になることがとても重要です。頭でっかちであってはいけないです。


 自己正常化プログラムを受けたことで、こんなに空気が美味しいんだ、景色が明るく見えるんだと思いました。トランス状態に入ると次第に緩みが大きくなっていって、私はどれだけガチガチで生きてきたんだろうと思いましたし、ギリギリの精神状態で生きてきて、うつやパニックになるのもよくわかりました。これではいくら頑張っても自分も変えられない、息子も助けられないと思います。

 希望って本当に素晴らしいです。絶望や希望がない状態がどんだけ恐ろしいかもわかりました。でも、どれも私の心持ち一つで生まれているものなんですよね。子供の接し方も余裕が出て、自信が持てました。自分に自信が持てたことで、息子が騒いでいても反抗期でも動じなくなりました。

 呼吸法も上達し、パニックや過呼吸をかるくいなせるようにもなりました。呼吸法で緩むことで、反射神経的なパニック発作が起きにくくなったため、それも自信になりました。来るなら来いという大きな気持と余裕が出ましたね。

 自己正常化プログラムの特徴

自己正常化プログラムの特徴を体験した私が箇条書きにして書き連ねたいと思います。興味がある人は読み進めてくださいね。

  1. 自己正常化プログラムは初回と二回目ぐらいが一番びっくり仰天します。何が起きてもいい、受け入れるぐらいの気持ちで受けるといいと思います。
  2. 身体の固い人は、しっかり緩めてきましょう。日常からリラックスする時間を作ることも大事です。ヨガも薦められています。
  3. トランス呼吸法をやってきましょう。ゆっくり目の呼吸法をしてくるだけで、岩波先生の誘導技術の効果が倍増します。
  4. トランス呼吸法をやる時間がない人は、合間の時間を見つけてとにかく細かい時間でやっていきましょう。その量がとにかく役立ちます。リラックスできなくても呼吸法の貯金は溜まっています
  5. 岩波英知先生を信じること。岩波先生の技術は破格すぎていますが、世界一高度な技術であるといえます。すべてを任せる気持ちが重要です。そちらのほうが緊張しなくてすみますよ
  6. 自分の人生を覗いてみる勇気を持ちましょう。人生には色々苦しいことが詰まっていますが、トランス状態に入ると苦しさの塊が氷解していきます。しかし、怖いと思って人生を振り返らないでいると、怖いものを感じるけれど処理できないなんて状態に陥るかもしれません。だから自分の人生に決着をつける!これぐらいの意気込みが大事です
  7. 自己正常化プログラムは集団セッションなので、人と比べたりしないことです。あくまで自分の無意識の世界に入り、心や感情の処理をしていくので、人は関係ありません。呼吸法など頑張っている人からは大いに刺激を受けましょう。
  8. 自己正常化プログラムでは、ずっと耐えてきた苦しい人生が解放された時大泣きする人がいます。私も泣いたことがありますが、泣きたければどんどん泣いていいと思います。人の目を気にする必要はありません。
  9. できれば、東京か大阪事務所だけを通うのではなく、たまにはもう一つの事務所でプログラムを受けるといいと思います。どうしても一ヶ月空いてしまうので、刺激を与えるためにも旅費をかけてでも時々は一ヶ月に最低一回は受けたほうがいいかもしれません。
  10. 自己正常化プログラムを最後まで受け続けたほうが絶対にいいです! 岩波英知先生がプレゼントしてくれるトランス状態は、どんどん回数を重ねると良い意味でびっくりするぐらい変化します。いい方向にです。初回や3回目の体験が続くわけではなく、本当の意味でカタルシス体験がやってきます。明らかに初回や二回、三回目の質がレベルが低すぎると思うぐらい変化していきます。だから無意識の問題が解決できるんです。
 まだまだ細かいことをかけば自己正常化プログラムのお役立ち情報を載せられると思いましたが、長くなりそうなので、ここらへんにしておきます。どうか皆様、ぜひ自分の人生を強く生き抜いてください!

紹介されたDream Art研究所の岩波先生との出会いは、電話でコンタクトをとったときから始まります。

岩波先生との電話コンタクト

この先生なら大丈夫という感触を電話だけで得ました。もちろん未知の不安もありましたが、いまさら息子に何をやらせても同じなら、最高の心理コンサルタントとか能力が比較にならないほどすごいと絶賛する人が多い岩波先生に相談した方がいいに決まっています。

問題は、息子が先生のところに通ってくれるかです。大阪の森ノ宮というところまで連れて行くことも一苦労なら、もし先生と息子がそりが合わなかったらどうしようという恐れもありました。ちなみに夫はみんなが絶賛しているなら任せてみろよと、そういうところは肝が据わっている人でした。 あんまり動じない変わりに、何を考えているのかわからない人で、そこが喧嘩の元にもなるし、同時に頼れるところでもあり、今後も喧嘩をしつつ続いていくかもしれません。

先生からは本人の意志の確認がとれないと難しいといわれました。これがないと、いくら岩波先生でも難しいそうです。ここが子供の精神的な問題を対処する際の一番の壁になるでしょう。フリースクールやカウンセラーの所に通わせることには、意外なほど素直な息子だったので、恵まれていると思います。聞くと、子供が拒否するケースが多いそうで、こればっかりは岩波先生もどうしようもないそうです。
(通いたい人だけ通えばいいという人なので、子供の自主性を潰してまでやらない人です。 ※残念ながら予約が殺到しているのか子供が受ける不登校克服プログラムは新規予約を停止しているそうです。親子問題解消・親支援プログラムという親向けのプログラムが有ります。もし子供が受ける意志を持っていているのであれば、神経症克服プログラムなどを受けさせるといいと思います。人気が高く予約が殺到していますし、無理に子供受けさせようとしても必ず断られます)

親から子へ一番大切な贈り物 岩波先生の親向け言葉・講演集があります。不登校やひきこもりの子供がいる親向けに書いている言葉集です。

 今は色々な心理面・脳内におけるトラブル・悩みのプログラムを抱えていて、他にも企業向けの心理脳内プログラムや大企業のトップや著名人向けの仕事も抱えているそうです。そのため、各家庭に出張訪問することができないそうです。

昔は先生が家庭訪問もしていたそうですが。今は不可能だそうです。ただし岩波先生の一人の人間としての大きさやその卓越しすぎているほど飛び抜けた技術は保証付きですので、もし子供が自分の人生を何とかしたいと明確な自主性を持っているのであれば、ぜひ相談した方がいいです。(親だけ先走ると予約を断られますし、親が自分が変わらなければならないと思っているのであれば親支援プログラムを受けたほうがいいです)

話はそれますが、嫌がる子供をそういうプログラムを受けさせる時に、厳しいことをいわなくてはいけないケースもあるそうです。でも、いまの先生のプログラムの形式ではそれができない状態(先生自ら連れてくることができない)だから、子供の意志がないことには成立しないそうです。ここが不登校問題の難しいところですね。

話を元に戻しますと、「不登校を克服させる形で連れてくるのではなくて、遊びに来る感じでつれてきてください」と言われました。その言葉に気負いがなくなって、息子への説得も楽になりました。息子はひきこもり状態だったので、外に行くこと自体嫌がりました。とりあえず、息子に先生の声を聞かせて安心させてやろうと思い立ちました。すぐ先生に電話をかけ直しました。息子も先生と電話で話すこと自体は嫌がりつつも拒否はしなかったので助かりました。そこは素直な子供です(内心では抵抗感があったかもしれませんが)。

先生が電話で「喋らなくていいから。先生の言うことを黙って聞いているだけでいいよ」といって何も喋らない息子に何か話しかけていました。あんまり反応しない子供に一方的に話しかけることはきついと思います。それも電話なのに。 しばらく息子は電話口に立っていました。頷いたり返事をしていたようです。

息子が黙って私に受話器を渡しました。行ってくれるかな?という私の心配をよそに、先生は「息子さんと一緒に来てください」と言いました。
どうして? 息子は納得したのかな? 不思議に思っているうちに、予約状況を教えてもらったり、細かい日時について電話でのやりとりが終わりました。
息子ははっきり反応したわけじゃないけれど、行くことを嫌がりませんでした。

最初は絶対嫌がるのに! より素直になっていると思いました。
電話で話しただけでも私の心はかなり楽になりました。息子もそうだったとのちのち語ってくれました。
これはいかに私が子供の気持ちをわかってやれなかったかの裏返しでもあります。反省です。

岩波英知さんの人柄と実力

私の勝手な想像ですが、父親とはまったく正反対のタイプが岩波先生です。まるっきり違います。 先生は独特のキャラを持っている人で、いってみれば変わっている人です。変わっているけれど、それだけ自信とパワーを持っている人で、どちからというと感覚的な人です。 理詰めの父親(夫)とは逆です。

どんな人が相手でも物怖じせず、自分のペースで生きていて、不安を全く感じない、毎日が楽しいと先生は言ってました。とはいえ、心の悩みの痛みは非常によく知っていて、それがあるから、悩んでいる人向けのプログラムを行っています。先生ならばこの仕事をしなくても、何をしても大成功できる人だと思います。とても頭が良く鋭く、人の心理を簡単に把握して、超一流の占い師のように考えていることをズバリ言い当てることができます。

実際に先生とお会いしたら、実年齢より遙かに若く見える、一本芯が通った温かみのある先生でした。エネルギッシュで、普通のタイプには絶対いない方です。 もちろん心の分野の専門家としても破格の人ですが、人間としても地のまま接してくれる分信頼できる人でした。あとはとても楽しい人です。冗談の連発で、とても楽しかったです。

息子と私と先生の 3人で対話することになりました。私がいろいろと今までのことを述べました。せっぱ詰まって「どうにかして欲しい」と頼み込んだのはよく覚えています。 すこし混乱していました。必死だったからです。

息子は下をうつむいたままです。岩波先生もどうやってやっていくのかなどを話してくれました。 先生は息子に話しかけても息子は返事をしません。でも先生は全く動じなかったです。
ほかのカウンセラーはみな扱いに困っていました。その道何十年のプロでもです。それ一つとっても、すごい先生だな、信頼できる先生だなと確信しました。息子の反応がさっぱりでも、先生は自分のペースを全く崩すことがなかったです。一人の人間としてもすごい人です。

私にとっても、息子にとって初めてのタイプの人で、そういう新鮮さもあり、驚きもありましたが。 先生は「お母さんと話すから、黙って横で聞いているだけでいいよ。わかったらうなずくだけでいいから」といって、息子との対話をするということをはずしてしまいました。

いろいろと不登校や神経症のこと、ひきこもりのことを先生と話していましたが、どれ一つとっても私にとっては目から鱗が落ちる思いでした。 とても話がうまい人です。 ああ、来て良かった! 子供もちゃんと私たちの会話を聞いていました。先生はとてもわかりやすく、的確に、温かく、でも鋭く、時折冗談を入れ込みながら話をしてくれました。。

心理脳内プログラムを受けて

心理脳内プログラム(不登校克服プログラム、自己正常化プログラム)でやることも体感して(これには驚きました! 無意識に届くのが実感できるくらいの感覚です)、息子と一緒に帰ることになりました。息子が家に着いたときに私に言った言葉は今も感激と一緒に思い出せます。「あの先生なら通いたい」といってくれたのです。自分をわかってくれると感じたからでしょう。言葉を先生に返さなくてもちゃんとわかってくれるものなんだな、と子供の心理をよく知っている岩波先生のことをまた驚きと感激を持って思いました。

「通ってもいいよ」ではなく「通いたい」という言葉も嬉しかったです。それは自分の意志であるからです。初めて息子が前向きの言葉を言ってくれたのです。私は嬉々として夫に電話しました。
夫は戸惑いながらも、「よかったな」と短くいっただけですが、夫自身が岩波先生のファンにのちのちなりました。まあ、私の前と先生や他の通っている方の前とではまったく態度が違う夫に幾分辟易しましたが・・・・

夫が岩波先生のファンになったのも、私からしたら不思議な感じがします。なにせ全く自分と違うタイプなのですから。でもコミュニケーションが抜群の先生なので、夫なんて朝飯前なんでしょう(笑) 見事なあしらい方をしていました。時々茶化したりいじったり持ち上げたりと、ここでも先生は自分のペースでした。息子もそういう先生の姿を見て、とても憧れたそうです。

私自身、不登校やひきこもりの問題でとても心が病んで疲労していました。私自ら参加できる不登校の親再生プログラムを受けました。子供だけに受けさせるのは、カウンセリングでも片手落ちだと私は思っています。親が気づくことがなくちゃ、子供もどうしていっていいか気づけないからです。 親こそカウンセリングやプログラムを受けなくてはいけないと思います。

心理脳内プログラムで大きなを効果を体験

特に私はパニック障害やうつ病になっていました。息子の問題の解決も大事ですが、私自身も立ち直らなければいけません。実際に岩波先生のプログラムの効果を目の当たりにして、私自身が変わらなければいけない、どうしてもパニック障害やうつ病を克服して、問題に立ち向かっていこうとする息子を支えたい、そういう気持ちが強まりました。息子にとっても最高の人生の出会いになりましたが、私にとっても本当に出会ってよかった先生とプログラムでした。

他のプログラムに通ってきた人が、どんどん良くなっているのをみて、私も息子もとても希望が湧いてきました。息子は最初、先生から言われた家での宿題をさぼっていましたが、心の重荷が採れ始めてからは、私が何も言わなくても呼吸法など黙々と取り組んでいました。

この時私は思いました。息子が無気力になっていったのも、自分が変わりたい、このままではいけないと想っているのにどうしようもできない自分に絶望したからだと。しかし、変わる手段がある、自信を持って走れるようになるんだという希望をもたせる克服方法に出会って、やっと前向きになってくれました。

私も自分の問題を解決するために一生懸命取り組んだつもりです。息子が前向きになっていく前に、私のほうがパニック障害もうつ病も劇的に良くなっていきました。すごいのはそれとは関係なく心の無意識のずしりと重い荷物がとれていったことです。ぎゅうぎゅうに体を固めて耐えていた心の荷物が先生の技術で外れて、驚くぐらい楽になりました。過呼吸になっていたのも、ストレスのあまり交感神経が暴走していたからですが、自律神経のバランスも劇的に整いました。過呼吸もならなくなっていきました。抑うつ状態も息子の問題も少なくなっていってから、心が晴れていきました。どれもすごい先生の技術のお陰です。この技術を開発してくれた先生の鬼才ぶりに感謝です。

私自身のうつ病やパニック障害もだんだんなくなっていきました。希望が一つできるだけで(でも大きい希望でした)、こんなに心がすっきり晴れやかになれるなんて! 気持ちも心の軽やかさに久しぶるに生きている実感を得ました。希望っていいな、絶望がないって本当にいいな! 空気も美味しく感じ、昔のような楽しいこともまた味わえるようになっていきました。

通うときには完全に不眠症になっていたのですが、不眠症や過呼吸ついても、岩波先生にと一緒に解消させていきました。つまり私自身も克服プログラムを受けたことにより解決しつつ、さらに子供への接し方、いい影響の与え方(「いい空気の流し方」と先生は言います)を教えてもらいました。このとき以上に色々と勉強になったことは、人生ではなかったです。毎回新鮮な驚きばかりで、私の固定観念が完全に崩れました。先生を絶賛する人で嘘偽りを言っている人はいないと思いましたし、何も誇大表現もありません。私が書いていることも誇大表現どころか控えめに変えているくらいです(そうでもしないと、先生の技術を体験していない人は完全に置いてけぼりになってしまいますので。まあ百聞は一見にしかずです)

先生からは過呼吸に陥った時の心理的対処方法も教えてもらいました。それを過呼吸が起きそうな時に適用したら、兆候がおさまりました。ものすごい自信になりました。これならいつ過呼吸が起きても大丈夫だと自分に自信を持てるようになりました。 金を出しては買えない自信です。それと同じことを息子は得ていたのでしょう。

息子の頼もしい変化っぷり

息子も毎回通うことを不安な気持ちがありながらも心待ちにしていました。通った後はとても晴れ晴れとした顔をしていました。ずっと溜め込んでいた抑圧が無くなっていったんだなと思いました。(ちなみに私と息子は別々の日に通うことにしていました)。どんどん通うごとに、悪霊に取り憑かれていたかのように重く沈み込んだ顔が、まるっきり変わっていったのです。

家でやる宿題も積極的にこなしていきました。(トランス呼吸法を習います)。そのときにはもう先生と普通に会話できるくらいになっていましたし、笑顔も喜怒哀楽も見せるようになっていました。最初のうちは学校に通うことがとても負担でしたが、岩波先生の力強い支援と心理脳内プログラムとあたたかい励ましの言葉もあって、不安と恐怖についに打ち勝ち、中学3年の大部分を通いきりました。

勉強の遅れは最初はあったものの、勉強が好きになってみたいで、特に社会はクラストップにまでなりました。 数学と理科系は苦手のままでしたが。どうやら私に似て文系みたいです。夫もその頃は息子をのびのびさせてやるように配慮してくれました。

とくに思春期の頃に、自分をわかる人間が周りにいないと、子供は殻に閉じこもります。でも、自分をわかってくれる人間と出会うことだけで、案外すんなり立ち直るものです。若いって素晴らしいことですね。どれだけ自分の殻に閉じこもるかによって、立ち直りの時期も変わってくると思いますが、早ければ早いほどいいです。

さて、息子は心のトラウマや抑圧をプログラムに通ってはき出していたようです。あれだけ警戒心が強く、ナイフを持たなくては外出できなかった息子が自分の心の悩みを打ち明けること自体信じられないことでした。

プログラムの後はつらいことを思い出すと言うことで、気分が悪くなるときもありましたが、先生が言うにはつらいことを思い出さないこと自体、あとで一気に落ち込むことになるとのことです。
3日後にはホッとしてくるよといわれ、実際にその通りになりました。 願わくばもっと短い間隔で通いたかったです。でも通わないより通った方が断然いいのですが。 とにかく人間の心は抑圧を発散しないと駄目なんだなと改めて思い知りました。抑圧を一番人間の深い心の部分から解消させることができる人は、岩波先生のほかをおいていないと言われているのも、受けてみて納得です。

岩波先生の実力に驚きを感じながらも、息子が自分の人生を切り開いていきたいという決心と勇気(そうとう要ったと思います)にも感心しました。 感性の鋭さなど息子のことを認めていたんですが、そんな部分も持っていることが嬉しかったです。

私の追いつめられていた精神状態も次第に消え失せて、再び幸せ、安らぎを得られるようになりました。息子も当初よりだいぶたくましくなり、同じ人間なの?と親の私が疑いたくなるくらい変わってくれました。 最初は変化に戸惑っていたものですが・・・・。嬉しい変わりっぷりですね。

息子の人間不信ですが、岩波先生という存在に接することで、人間はそう捨てたものではないと感じてくれたようです。あとは自らの今後の人生で取り戻していくしかありません。そのための生き様の構築みたいなこともいろいろと教えてもらいました。

ある時期から自分は悩まなくなったと先生は言っていました。そういう頼もしい存在の教えてくれる生き様は、お金を払ったって学ぶことができないものです。先生は「つまらない人間」「面白い人間」とタイプを分けると、「面白い人間」です。実践派なので、血肉として色々な心理の本質を掴んでいます。スクールカウンセラーの方々は、子供の心理状態についての知識はあっても、その当人が「面白い人間」でないかぎり、子供にいい影響を与えることは難しいともいます。心理セラピストやカウンセラーとしても、人間的に厚みと面白さがある岩波先生は最適任だと私は思います。

こうやって息子と私は神経症的な状態(二人合わせて鬱病、パニック障害、自律神経失調症、不眠症、対人恐怖、社会不安障害)から抜け出すことができました。
一ついいきっかけがつかめると、次第に他にもいい影響が生まれてきます。波及効果ですね。

私もパニック障害、うつ病から短期間で回復

パニック障害、うつ病の苦しみは次第になくなっていきました。パニック障害で来られてきた方は、私よりも長くパニック障害を患われていましたが、ご一緒した時はパニック障害を心理脳内プログラムで乗り越えていました。その方が言うには、パニック障害は発作が起きても、自分でコントロールできれば、すごく自信になるし、発作もそれで起きなくなるとのことです。それで長距離の電車も一人で乗れるようになったそうです。私は遠出がむずかしい状態でしたので、とても勇気づけられました。

その方よりも私のほうがパニック障害歴も短いし、症状もまだ軽いので(それでもキツイことには変わりありません)、私ならできるという自信を得ることができました。私も心の抑圧やストレスをトランス状態という岩波先生の作り出すとんでもない無意識体験の中で解消させていきました。それだけで気持ちも軽くなり驚きました。トランス状態自体、感動と心地よさでとにかく凄いのですが、それが実際に心が楽になるということにも二度びっくりしました。

不思議と体も軽く感じ、なんだか過呼吸やパニックが起こりにくいなと感じました。起きてしまう不安よりも起きない自信のほうが上回った時、一気に私のパニック障害は良くなりました。うつ病も比例して、毎日の憂鬱感が消えていき、不眠症もいつの間にか治っていました(トランス呼吸法で寝てしまうようになってしまいました。これは本当は良くないのですが、不眠症の私にとっては万々歳です(笑))。

時が経ち、パニック障害の発作の恐怖心すら忘れています。なんであんなに過呼吸になっていたんだろう? パニックをあそこまで悪化させてしまったんだろうと不思議に感じます。しかし、その時はそういう心理的なメカニズムがあって、なるべくしてなっていたんでしょう。人の現在の苦しみは必ずそういう心理的メカニズムが働いています。それが作動したら、何をしたって苦しめられるだけです。そのメカニズムを破壊しなくてはいけなかったんですね、私は。

最後に

いままでお読みいただきありがとうございました。最初の方はどろどろしたものが書かれてあり、読まれた人も(特におなじ問題を抱えている人ならなおさらです)気分を悪くされたかもしれません。申し訳ありません。 でも、こんなに苦しんだ私でも、今は普通の人以上に人生を謳歌できます(また謳歌してやる!という前向きな気持ちもあります)。
春の来ない冬はない、これは本当です。

まず自分が先に神経症、ノイローゼ(特にうつ病になったら大変です)にならないように気をつけてください。私が乗り越えられたことは、誰でもできます。 少しでもこれを読んで心に余裕ができたらいうことはありません。

親も子供が生きづらさを抱えてしまった以上、変わる必要がどこかであると思います。なぜなら、親がこうで子供がこうで、そして学校で何かがあって、子供がダウンしてしまったのですから。
同じことをしていたら、ずっと同じことを繰り返しているでしょう。 親が成長することで、子供も上のグレードの引き上げることができます。ひきあげるっていうよりも、勝手に上がってきてくれます。今までは必死で引き上げようとしていたのに、親である私が成長していくだけで、そうなるなんて!

いままで拙い分ですが、お読みいただきありがとうございました。

最後にお口直しに、岩波先生の保護者向けの言葉・講演集があります。とても参考になることが書いてあり、「そうだったのか!」と気づくことも多々あるかもしれません。
またうつ病やパニック障害や心の悩みや脳科学に関する言葉・講演集もあります。岩波の言葉・講演集
一人で思い悩んでいる方は、これを読むだけでも心が軽くなりますよ。

一人で孤立無援の中戦っている方へ、同じ境遇で苦しんでいる人はあなただけではありません。絶対に親子ともども幸せになってください。そうなるためにも私の体験談が役立つことができたら幸いと存じます。

まざーぴえろ より

プロフィール

  • 私の名前は『まざーぴえろ』
  • 生まれ 横浜出身 ♀
  • 現在、夫と私、息子の3人家族(関西在住)
  • 息子の不登校問題でパニック障害と抑うつ状態、自律神経失調症に苦しめられる

私のノイローゼ、神経症症状(息子の不登校問題とのダブルパンチでした)

・パニック障害、過呼吸
・うつ病、ノイローゼ
・自律神経失調症

息子のこと

  • 息子が中学1年から3年まで不登校とひきこもり状態(+神経症・対人恐怖・抑鬱状態)に

子供の具体的症状・神経症(かつて)

  • 不登校

  • ひきこもり

  • 他人と普通にコミュニケーションがとれない

  • いつも下を向いて、人の顔を見ようとしない

  • 人の目を見て話すことに恐怖を覚える

  • 私としか話さない。人間不信のかたまり

  • ガチガチに体が固まっている

  • 劣等感の固まり

  • 将来を考えていない

  • テレビゲーム三昧で四六時中やっている。ゲーム依存症

  • 人間嫌い・対人恐怖気味(社会不安障害)

  • 抑鬱状態

  • 失語症に近い状態

  • etc

当サイトの文章について

  • 私「まざーぴえろ」のノイローゼ体験記と回想記です。当時の地獄のような心境と心情を中心につづっています。
  • つたない文章ですが最後まで読みきって下さい。 途中までは私の苦しみが綴られて、最後は悩みが解消することが書かれてあります。
  • 現在の子供のひきこもり問題、不登校問題でお悩みの人は読むことがつらいところもありますが、希望を感じ取っていただけたら嬉しいです。
  • また私自身のパニック障害、うつ病克服の体験談でもあります。
  • 子供の不登校でお困りになって、うつ病やノイローゼ状態、自律神経失調症などになっている親御さんに捧げます
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それではこちらのメニューからどうぞ(上から順番にどうぞ)

 

子供のひきこもりや不登校問題を抱える親たちの体験談
自身のパニック障害やうつ病やノイローゼや自律神経失調症で苦しんだ方のリンク集です
どれも貴重な克服体験談です
参考になることばかりですので、ぜひ目を通してみてください

(^o^)/ 不登校プログラム(不登校/ひきこもり克服プログラム・親子関係悩み解消・不登校親支援プログラム) オフィシャルサイト

岩波先生の親向けの不登校問題解決のためのプログラム(子供が受けるプログラムは完全に締め切っています)
親が変わることで子供に良い影響を与えるプログラムしかありません。
しかしどれも岩波先生の根本から問題解決できる腕があるため、子供のためにも、親の人生のためにもプラスにならないはずがありません!

(^o^)/ 不登校/ひきこもり克服プログラム(親子関係悩み解消・不登校親支援プログラム)関連サイトを集めたリンク集

(^o^) 不倒翁(おきあがりこぼし)うつからの再生
男性の鬱病とノイローゼの経験談です。うつ病に陥っていく苦しみと克服への家庭を書いています。是非訪れてください。


(^o^) 不登校・ひきこもりと家庭崩壊の危機と克服体験
タカシといいます。私の子供のひきこもり・不登校問題で家庭が崩壊する危機を迎えていく惨状とこちらの方と同じく岩波先生のおかげで助かったことなど


(^o^) ひきこもり・社会的不登校の親 過去・現在・未来
昔掲載していたブログと今の心境のブログ(ひきこもり・社会的不登校問題、抑うつ、不眠症など)を同時に掲載しています。お子さんも神経症から脱出し、一生懸命働いているようです。よかった。


(^o^) 不登校・ひきこもり克服 保護者の集い
不登校問題とひきこもり問題を克服させることができた親が集って管理しているサイトです。ぜひ訪れてください(マツナミ)


(^o^) アベルの不登校漂流および脱出記
アベルといいます。僕の中学高校の不登校やひきこもりのつらさや心境、漂流記録です。また脱出記もありますので、併せてどうぞ


(^o^) プレミアセラピー体験記と鬱とパニックの手記
会社経営者の方の突然のうつ病とパニック障害におちいったことの手記。そして岩波先生の神経症克服プログラムとの出会い(まざーぴえろ)


(^o^) 肉親から見た不登校・引きこもり・リストカット そして神経症
タイトルの通りの内容です。ご夫婦が子供たちの心の問題(神経症的不登校やリストカット)に心を砕き、見事立ち直らせた記録があります


(^o^) アメ子's 海外転校不登校体験記
アメ子さんの中学生の子供の不登校体験記。親は子供にどう向き合うべきか、体験記、不登校/ひきこもり克服プログラムの感想など(まざーぴえろ)


(^o^) 日本一の不登校・ひきこもり情報サイト
ひきこもりや不登校の体験記、関連サイトを集めた総合サイト

(^o^) AC内科医の自律神経健康ブログ 精神的ストレスによる病気の治し方


(^o^) 
家族の鬱病治った体験談
    うつ病になった息子さんの闘病克服の記録


(^o^) 
パニプニ! パニック障害克服ブログ
    岩波先生のプログラムでパニック障害を克服したパニプニさんのブログ


(^o^) 
海外うつ病生活からの治療回復

    海外でストレスの末うつ病になり、海外から先生のプログラムを受けた方の体験談


岩波英知先生の神経症克服プログラム・不登校・ひきこもり克服プログラム関連サイト集
岩波先生の不登校・ひきこもり克服プログラムや神経症克服プログラムの体験記
や悩み克服方法などが載ったページのサイト集

 

(^o^) 不登校克服プログラム  ひきこもり克服プログラム  神経症克服プログラム(岩波先生のプログラム) 
       私と子供がお世話になった克服プログラム、心理脳内プログラム、カウンセリング、コーチングです(まざーぴえろ)

 

自分の子供が怖い、わからない…

息子が怖かった。あのひきこもりに一家が悩んでいたとき、何かしでかしてしまうんじゃないか? 私や夫に刃が向くんじゃないか? 精神が狂ってしまうんじゃないか? 常に怯えていました。その恐怖に加えて、私自身が抑鬱状態になり、心がやられてしまうという恐れもありました。
いつまで経っても解決しない息子の問題、私のノイローゼも次第にひどくなり、交感神経優位になったのか過呼吸も始まりました。
息苦しさや倦怠感、めまいもひどく、将来のことを考えても憂鬱なことばかりでした。
このままうつ病になってしまうのではないかと怯えてもいました。

息子の不登校と心の問題によって、身も心もぼろぼろになってしまい、一家心中、もしくは母子で死ぬしかないとまで思い詰めたこともありました。それが一番の幸せだと思うほどでした。
いま思い返してもかなりの修羅場だったと思います。
親子といえども、愛情の歯車が狂うとそこまで追いつめられてしまいますので、お読みになっている方々もくれぐれもご注意下さい。

また私はパニック障害とうつ病になりました。もともとそうなってしまうベースがあったと思いますが、息子の尽きることのない不登校の問題と出口が見えない状況の中で、息子以上に私がノイローゼとなってしまいました。息子が頼れるのは母親になります。先にうつ病でダウンなさらないように、ご自身の心身を維持管理してください。茨の道ですが、やらなければならないことです。

親が、特に母親が潰れてしまったら、誰が子供のことを気遣ってやれるのでしょうか?(気遣いすぎも逆効果ですが) 私がうつ病で身動きが取れなくなったら、子供はさらに精神を病んでいくでしょう。そうなったらいつか一人で生きなければならない時それも不可能となって、親の世話になってしまいます。
そうなったら、その一家に明るい生活が到来するのでしょうか?

○息子の不登校状況と夫婦の諍い

ずっと愛をもって育ててきましたが、息子はその気持ちを受け取ってくれたかは不明でした。
夫、つまり息子の父親と息子は傍目で見ていてもそりが合わず、息子の方から話しかけることはありませんでした。
父子とはそういうものかなと思っていたんですが(私にはべったりの甘えん坊でした)、学校でも他人とはうち解けられなく、浮いた存在だったそうです。
仲の良い友達とはよく話しもするし、子供らしい面を見せますが、大人にはかなりの警戒感を持っていたようです。

夫と私も実はずっと仲が良くなく、激しく口げんかをするということもありました。夫婦仲は険悪でしたから、私には誰も頼れる人がいませんでした。その孤独も辛かったです。
私がヒステリーを起こして、夫が暴力で返し、私がさらに気が狂ったようにやり返すということも幼い息子に大きな影響を与えたとおもうと後悔しています。夫婦仲の諍いは確実に子供の心を病ませていきます。
子供に刃が向かなくても、父親と母親がいがみ合っていたら、子供は自分を存在肯定できませんから。自分にどうやって自信をもてと教えら得るのでしょうか?


○学校のいじめや人間関係で傷つき登校拒否になる

直接的に息子が登校拒否になったのは中学一年生の時のいじめでした。もともと周囲となじめない存在のようでしたが、人間全体に対して不信感を持つようになっていました。あとは仲を良くしてくれたB君が傷ついたことを言ったことと、息子の感情を無視した担任の無責任さが決定打となりました。
そして自力での回復不能にまで傷ついて、グロッキー状態になってしまいました。
今思えば人間不信にならないわけがないですし、家庭状況と学校の両方の板挟みになって、心が荒れたりうつ状態になってしまうのはしょうがないことでした。

そんな時私は精神的に支えてやれませんでした。私を心配させないように気を使ったのか、はっきりと言ってくれませんでした。しかし今思い返すと、しっかりとサインを出していたと思います。
私自身も余裕がありませんでした。息子のことは気にかけていましたが、私も精神的にストレスが多い状況でした。私の生きづらさが子供の心を病ませていたことも間違いありません。

○子供を登校させる苦労と精神的ストレスの付与

息子の不登校に対して、夫は時間が解決するようなことを言って、たかをくくっていました。
その無責任さに腹が立ったとともに、なんとかして息子に遅れをとらせてはいけないと学校に通わせ続けました。ここで休むという蜜の味を知ったら、とても社会に出てやっていかないと思いました。勉強だけはさせておかないと潰しが効かないまま、社会不適合者になる可能性が高かったからです。

心を鬼にして叱ったり、家に入れない、といって嫌がる息子を朝送り出すことは重労働でたまらなかった。
朝の登校戦争が終わると、ぐったりしてもう家事も何もできなくなりましたが、そのあともっとひどい憂鬱になるとはそのときは考えもしませんでした。私のうつ病の兆候も過呼吸や息苦しさというパニック障害の前段階も始まっていたのです。

子供には過度のストレスの負荷をかけてしまいました。子供は精一杯戦っていたのです。一人で孤独に。しかし私達にはしっかり学校にめげずに通うことが、最大の正義であり愛情だと思っていました。あとできっと感謝されるとすら思っていました。しかし神経症状態だった子供が、生きたくなくてただサボっていたわけではなく、ギリギリいっぱいだったとは浅はかな知恵しかない母親でした。


○私のうつ病の前段階:抑うつ状態の兆候

生きるのがしんどいと感じ始めました。夫婦仲の悪さや息子の不登校問題のせいで・・・・自分の問題じゃないだけにどうにもしてやることができず、私は自分の無力感を呪いました。こんなに人の心を変えるって難しいんだと思い知りました。
息子は学校から帰ってくるとすぐ部屋に閉じこもるようになり、夜9時の晩ご飯まで降りてきませんでした。

溝が生まれたと感じつつも、翌朝からはまた同じ戦争の繰り返し。
息子の学校に行きたくない言い訳に腹が立ちつつ(腹痛だとか、今日は学校が休みという嘘など)そのあとは疲れがどっと押し寄せる日々。
夫は私の苦しみを全くわかろうとせず、家事がおろそかになっているのを見て叱りつける。
離婚を決意しつつも今夫と別れたらこの子をどうやって育てようかお先真っ暗状態でした。

感情の抑圧がたまり、鬱憤がたまり、誰にも相談できず、はけ口すら見つけ出せず、このころから体のだるさが出始めました。うつ病や神経症の初期段階だったと思います。
抑うつ状態も徐々に始まりました。まだそのころは抗うつ剤、精神安定剤には頼っていませんでしたが、得体の知れない私の心の疲れにも不安を覚える日々を送っていました。もうこの頃には自律神経系が壊れていたのだと思います。パニック障害にもなってしまうのは時間の問題でした。

ノイローゼになると、ますます子供の精神状態まで気を回せる余裕がなくなります。そしてさらに子供が殻に閉じこもる構図に入りました。多くの家庭で起こる流れです。

○母子そろってサザエさん症候群に、過呼吸というパニック障害の兆候も

金曜日(学校から帰った後)や土曜日は息子は元気ではないものの、ホッとしたところがあるようでした。
でも月曜日が翌日に控える日曜日(特に暗くなる頃)から急激に心がふさぎ始めました。
サザエさん症候群というものを遙かに強くしたものといったら、理解できる方もいると思います。

私も金曜日の午後から土曜日は気分が良かったです。
日曜日になると明日の朝のことを考え憂鬱でした。
私も立派なサザエさん症候群でした。

すべてを捨てて一人でいたい、しかしそれは絶対に許されない状況で私のノイローゼは次第に悪化していきます。
過呼吸も始まりました。パニック障害の兆候です。息苦しさ、動悸、めまいもあり、ただ生きているだけでひどい苦しみようでした。


○子供の不登校がついに完全に始まる

ついに私が先に根負けしました。息子の不登校が完全に決定されました。
なんでそこまで中学校に行きたくないのか聞いてみても息子はうんともすんとも応えません。
学校の話題になると急にふさぎ込みました。そうなると私にはもうどうにもできません。心をシャットダウンしてしまうのです。

それ以外では私に甘え、いつもべったりでした。よく話もするのに、どうしてこの子が?と不思議に思いました。
ほっんと人間の心は複雑怪奇ですね。
それに日々の精神的な疲れで、相手の心を思いやり汲み取る余裕もなかったので、ますます息子の心がわからなくなってしまいました。

○子供の不登校でスクールカウンセラーに相談

スクールカウンセラーに息子を連れて相談しに行きました。そのときに表面的ですが学校に行きたくない理由がわかりました。
私だってそういう時があったし、対人関係のいざこざはありました。でもそれでも学校に通ったし、それなりに楽しかったです。

苦しいことばかり避けていては、絶対いい思いは出来ないと思います。それは私の信念でしたし、当然息子にもわかってもらいたかった。
でも私の力不足でできなかったことに後悔をしました。息子は自分の未来をどう考えているのか? 腹が立ったり、むなしくなったり、情けなく思いました。


○不登校の原因の一つとなった担任について

中学一年生の担任がよく不登校中の息子を訪れました。熱心でとても親切だったが、息子は苦手にしていました。
担任が訪れる玄関のチャイムが鳴ると部屋に閉じこもってしまうのです。あんないい先生なのに何で? 不思議にも思いましたが、理由を知ったのはかなり後です。

いつか息子が話してくれたことがあります。「あの先生は自分のためにやっている」と。そのときはわかりませんでしたが、自分のクラスから不登校児が出るのが嫌で、こうして家に押しかけているんだという意味です。
自分だけのエゴイズムで動いている、ということを息子は言っていたのです。表面上、そうやって家庭を訪問することで、熱心なすばらしい先生というレッテルを貼りたいんだと。

その担任は自分勝手な論理を振りかざし、私も次第に嫌いになっていきました。私は彼に怒られました。
私のせいだと暗に言われ、それがある部分では当たっていることで、私は何にも反論できず、悔しい思いをしました。あんなに腹が立ったときはありませんでした。
「あなたが担任である以上、こちらから学校に通わせません」と言いました。それを息子は閉じこもっている部屋で聞いていました。私を見直したそうです。

それならチャンスは中学2年生にあがるとき、と思いました。(当時その担任が息子にひどい言葉を放ったことは私は知りませんでしたし、息子も言おうとはしませんでした)

<まだまだ続きます。ここまでお読みいただきありがとうございます>

(NEXT)親から見たひきこもり、不登校回想記 そして私のノイローゼ act2

○ 精神科と薬物療法 

鬱病になっていた私は必死でやっていた家事もままならなくなり、夫に叱られた。平手打ちを食らわせられたこともあります。たるんでると言われました。
お前は息子に何も言う資格はないとも言われたその言葉は私の心を大きくえぐりました。

精一杯頑張ったからこうなってしまったんだ、そう言い返したかったけれど、そんな元気は残っていなかった。うつ病は私の気力まで奪い去っていたのでした。ただただ耐えるだけの人生・・・・・
私が通っていた精神科の医者に見切りをつけ、違うところに通い始めました。人間的に嫌いだったからです。こんな精神科医の先生に任せられないという不信感がありました。

医者(というよりも精神医学界)全体に不信感を持ち始めたのもこのころでした。次に通った医者は、子供の不登校問題、ひきこもり問題が解決しない限り、うつ病もパニック障害も治らないときっぱりと言われました。

ただ薬を出してまぎらわせるしか道はありませんでした。パニック障害とうつ病にすごく効果がある薬と言われ、それを服用していました。

○ 子供に向精神薬、抗うつ薬を飲ませるのは反対

医者は息子に抗うつ剤を飲ませることも考えた方がいいと言われました。中学生に抗うつ剤を飲ませたらどうなるんだろうと私は恐ろしくなりました。私自身飲んでいたため、その薬の強さと副作用も知っていたためです。 あのだるさや眠気、思考能力の低下が息子も味わうことになるのだろうか? それとも運良く効くのか。

でも薬を飲ませることは思いとどまりました。この判断はすごく良かったと思います。インフルエンザの薬で中学生以下に飲ませてはいけない薬があるように(錯乱してしまうため)、もっと強い抗うつ剤では、かなり心身ともに負担をかけるだろうと思ったからです。 薬は対症療法で、問題の解決を先延ばしにするだけだったため、私の判断は正しかったと経験上思います。

向精神薬というものは、風邪薬などの肉体的な病気の薬と一緒にしたらいけません。そして精神科は内科・胃腸科、外科などといった一般的な病院とは、全く一線を画するものです。別物だと思ったほうがいいです。お医者さんが出すから安全だということは、このことに関してはないのです(私個人の感想です、あしからず)

○ うつ病悪化とパニック障害の狂いそうな苦しみ、世間の眼

子供の不登校からのひきこもり問題だけでも苦しいのに、うつ病という苦しさ、過呼吸、パニック障害という苦しさも単体で私を襲いました。
落ち込み、パニック発作への未来への恐怖が加わり、夫のプレッシャー、近所からの見下しの眼、憐れみの眼、同情の眼もあり、逃げ場がなかったです。子供のためにも何とかうつ病から脱しようと思いましたが、どうしても気持ちがついてきません(だからうつ病なのですが)
このときが一番苦しかったです。

近所の主婦たちも私のしつけの失敗を暗に匂わせたり、私も人間不信に陥ってしまいました。息子と同じ状況になりました。
でも結局原因は息子なのだ・・・・。死のうと何度思ったことでしょう。

自分自身の心理的問題であるパニック障害もうつ病も治らない。息子も神経症もこれじゃあ治るわけがない、その考えに支配されました。

○ 合宿形式の不登校児受け入れ施設

あきれ果てた夫が私を別の精神科に連れていきました。うつ病患者の気持ちがよくわかってくれる方で、まだいい医者でした。たまたま効いたのか抗うつ剤を飲んで死にたい衝動も少なくなりました。
と同時にアドバイスを受けて、子供を合宿形式の不登校支援施設(フリースクール)に預けた方がいいと言われました。

もう私がいっぱいいっぱいだった。
何でそれを考えなかったんだろうと思った(たぶん息子を手放してはいけないという私のきまじめな感情があったのです)。

いいアイデアだと喜びの感情が久々に芽生えました。長野県の山奥にある全寮制の不登校受け入れ施設で、少なくとも数ヶ月は息子と別れられる。
施設の人が息子を連れて行ってくれた後は久々に私に平穏が訪れました。ちょっと一息つけたのか私のうつ病もパニック障害の発作度合いもだいぶ回復していきました。
ただし過呼吸だけは良くなりません。過換気症候群といって、癖になっていたのです。

とにかく家に平和が訪れた、つかの間の……

○ 再びうつ病が悪化、過呼吸もひどくなり、パニック障害も強くなる

3ヶ月目の時、私のうつ病もパニック障害も一気に重くなりました。それまでせき止めていた物が、崩れ去ったような感じ。

ありがたいことに遠くに住んでいた妹が助けに来てくれました。この妹がいなかったら、私の人生はなかったと思います。
でも哀しいことに『遠くにいる親戚』だった。結局は私一人の孤独な闘いなのです。

「でも、なんでうつ病もパニックも悪化したの?」と私は不思議でした。息子は今家にいないのに・・・・。
今思うと、「息子がいなくなって良かった」と思っていたことへの疑問が生まれたときに一気に落ち込んでしまいました。

そんなことを思っていいのかしら? 罪の意識にさいなまれたときだから、間違いありません。
ますます死にたくなってしまいました。でも、私がいなくなれば、あの子はどうなるの? 責任感だけが私の生への命綱でした。
私も生真面目すぎて、うつ病になって当然だったように思えました。思い詰めてしまうのは子供も私も全く同じです。

○ 新しい展開、やっと出会えた人 

施設での預かり期間も終わってしまいました。それ以上預けていても、息子は変わらないし、私も精神状態も良くならないままだったから結局は良かったことだと思います。
でも、またあの地獄が待っていると思うと希望なんかなかったです。

延長を希望しようとしても、他の待っている不登校問題を抱える子供たちがいるから不可能だったし。
息子の様子はたくましくなったところもありました。でも根本的に生きることへの自信の喪失と絶望感は変わっていませんでした。
精神的な問題の根深さを改めて思い知りました。 
施設側も精一杯努力してくれました。 ただ心理面でのバックアップに関しては、やっぱり専門家に及ばないところもあったでしょう。

そこの施設のカウンセラーに私は泣きながら言いました。「誰かいい人を紹介してください!」。いい答えは期待していなかったけれど、カウンセラーの方はツテをたどってある人を紹介してくれた。これはそのカウンセラーが個人的にしてくれて、ほんとうにありがたいことでした(知り合いの知り合いだそうです)。

紹介された先生の名前は岩波先生という心理・脳内コンサルタントで、岩波先生との出会いが、母子の未来を明るくするきっかけになりました。
天才・鬼才と絶賛されている方です。何が天才・鬼才なのかというと、人間の脳内深く、いわゆる無意識・潜在意識からの問題解決の能力とその技術を開発しているからです。

岩波先生のプログラムには、地位の高い方や海外から大勢やってくるほどの人気と評判の高さがあります。私が読んで感動した書籍も出しています。
藁をもつかむ感じで、でも希望を感じつつ、そしてやっぱり不安になりながらも、岩波先生と電話で話しました。(まずは親向け岩波の言葉・講演集をお読みください)

その前に息子のことを書かなければなりません。不登校・ひきこもり支援施設に数ヶ月間入れられたことを怒っていたと思います。言葉では出さないけれど明らかにわかりました。少しはたくましくなれたかな、と思う以上に、いや遙かに心を閉ざしてしまったことの方が大きかったです。つまり失敗でした。

<まだまだ続きます。あと一歩です>

(NEXT)岩波先生の不登校/ひきこもり克服プログラム  神経症克服プログラムを受けて

 

○ 不登校の子供に堪忍袋の緒が切れる

最初の2日だけ息子は通いましたが、すぐ不登校になりました。理由を問いつめるにも息子は下をうつむくばかりでした。ムスッとした表情で・・・
「どうしてわかってくれないの!」「がまんしなさい!」私の堪忍袋の緒が切れました。私もノイローゼ状態で一杯一杯でしたから全く余裕がありませんでした。

それまでは怒鳴りつけるのは良くないと思って、ある一線を越えることを注意していましたが、私は鬼婆に形相も心もなりました。つまりヒステリー状態です。
「出て行きなさい!」と最後にいいました。そのとき言ってはならないことを言ってしまったなと思いましたが、あのとき息子が本当に家を飛び出したら、まだ救いがあったかもしれません。

でも息子は動こうとはしませんでした。一個の巌といった感じで固まってしまいました。ぼろぼろ涙を流し、下をうつむき、床の一点を凝視していました。
握った拳が震え、口をぎゅっとかみしめていました。 私がそれ以上何か厳しいことを言ったら、母子関係の絆が壊れてしまう、そう確信しました。

つまり子供が母親に暴力以上のことを加える一線を越えてしまうこと、その瞬間、異常な恐怖を覚えました。走馬燈のように世間の母子間の殺人症が事件のことが駆けめぐったと思います。そのときは私も心が錯乱していて、よく思い出せませんが、身のすくむ恐怖感だけは思い出すだけでもぞっとします。私も精神的に追い詰められていました。完全にノイローゼ状態です。

あくまでこれは私の勝手な心境です。 そのときの息子の心境はわかりません。そこまで精神的にギリギリの状態になっていたことを汲み取ってもらえればと思います。最愛の子供に刺される、殴られる、殺されることほど悲劇的なことはありません。

○ 私の精神状態がギリギリに

二度目も私が息子に負けました。もう後戻りできないところまできてしまったと途方に暮れました。
スクールカウンセラーのアドバイスはどれもあたりさわりのないものばかりで、別のカウンセリングルームに相談するようにしました。
息子はやっぱり嫌がり、その頃からひきこもり生活も始まったのです。

どんどん事態が悪化している無力感と将来への絶望で、私にはもう安らげる時間はありませんでした。子供の不登校、夫婦仲の悪さ、将来への不安、私自身の心身症やうつやパニック兆候…
はやくここから脱出したいと思い始めました。
子供のことだけに100%頭が支配され、友達に旅行やショッピングに誘われても断らざるを得ませんでした。

若い頃はよく遊び、旅行にも行き、心の鬱憤を発散することに長けていた人間ですが、今は抑圧ばかりをためる人生になっていました。
早くこの家から出たい、ギリギリの神経状態から抜け出したい、ホッとしたい! 
それらが できなかったのは、息子が私が長時間家にいないとものすごく不機嫌になったからです。夕食の買い物が一番長い私の外出でした。
私に家にいてもらいたいくせに、家では心を開かない。

○ 子供や夫の問題関係なしに常に苦しくなる

腹が立ってどうしようもないときもありましたがが、「ある一線」を越えて叱りつける恐怖もありました。
暴発するタイプだとカウンセラーからも聞かされていただけに・・・・。でも私が暴発しそうでした。
そのはけ口は夫に向かいました。夫がいないときは物に当たりました。
もうキチ○イになりそうでした。あの子はつらいことから避けて、ただテレビゲームをやって、勉強もしないで生きていればいい、親に養ってもらってのうのうと暮らせばいい、その人生の不条理といったらありません。

私のパニック障害(過呼吸が頻繁に激しくなっていった)とうつ病一歩手前の抑うつ状態の中で、私も心もグロッキー状態になっていきます。息子がいなくても、勝手に自動的に私の心はきしんだ音を立てて私を苦しめるようになりました。私の絶望感は次第に激しくなっていきました。

○ フリースクールでの絶望

私はあの子を養わなければならない。将来、困ったことがないようにお金を貯めなければならない。
そのためにも夫とは別れられないし、息子の面倒を見なければいけない。

その重圧は日々私の心をむしばんでいきました。生き地獄というのはこのことを言うんだなと思うと、私の人生って何だろうとなります。
鬱病にもうはまっていたでしょう。とりあえず息子をフリースクールに通わせることになりました。

もちろん息子は嫌がりはしましたが、そのときは結局いざこざもないまま通ってくれるようになりました。フリースクールに通ってくれて、私の神経症も幾分和らいでくれました。息子のいないときだけが私のホッとできる時間で、過呼吸も少なくなってくれました。
精神科(心療内科)に行って薬をもらおうとしていたのを思いとどまるぐらいにはなりましたね。

でも息子の様子はいっこうに変わりません。フリースクールの先生や職員も困っているようでした(実際どうかわかりません)。
「ああ、、ここでもだめか」と絶望を感じました。
誰に話しかけられても、言葉で返しもしないし、下をずっと向いたまま反応すらしません。
困り切ったフリースクールの人から、「ここではちょっと・・・・他になにか探されたら・・・・」とさじを投げる言葉を暗に言われました。
絶望感にうちひしがれました。夫は「困ったな」と言っただけで、それ以上何も言いませんでした。

私にほとんど負担を押しつけて、この不登校問題、ひきこもり問題から避けようとする夫の言動が私は苦しめたのは言うまでもありません。
ちょっとのことでも気が立っていたのは間違いないようです。私はすでに病んでいました。

ほっとする時間も次第になくなり、比例するように過呼吸と息苦しさ、何をしても楽しめない抑うつ状態が悪化しました。

○ 抑うつ状態がますますひどく

このままで私が先に潰れると自己防衛本能がある夜、急に私を襲いました。恐怖感と一緒に。
目が覚めたとき寝汗で信じられないくらいの汗をじっとりとかいていました。後にも先にもそれだけです。
そのころはもう完全に不眠症でした。精神科に通い始め、精神安定剤や抗うつ剤や睡眠導入剤を処方してもらうようになりました。

私の唯一の幸せは昼寝をすること。起きるとつらい現実が待っている。
ついに精神安定剤に逃避するようになりました。

時々息子を叱りつけることもありましたが、ぎりぎりセーブして一線を越えないようにしながらなので、抑圧と鬱憤はたまる一方でした。
もう感情すべてを全開で発散できたら、まだ違っていたと思います。

こんなに抑圧がたまり続けてもよく私は平気だなと変に自分を褒めることもありました、やけくそ気味ですが・・・。
叱ると息子は心をすぐ閉ざし、全く反応がなくなります。暖簾に腕押しでは気力も使い果たしてしまいました。
ずっとこのころ、私と息子は堂々巡りを繰り返していたのです。

視野が狭くなると解決をますます遠のかせてしまいます。
こういう時こそ、一呼吸も二呼吸もおいて、冷静に客観的に対応して下さい。
母親がパニックになると、子供の心は引き裂かれます。罪悪感を感じるからです。彼らもちゃんと感じて生きているんです。

○ 完全にパニック障害(過呼吸と息苦しさ、パニックの予期不安状態)に

あるとき、私は今までにない過呼吸に陥りました。家事をやっているとき、苦しいな、と思い始めた途端、最悪の過呼吸が襲ってきたのです。
あまりのことに私は死の恐怖に支配されました。。
パニックがますます過呼吸を助長して、救急車を呼びました。

息子は部屋から出てきません。そのときどんな気持ちでいたんだろう。気づいていたのか? 怯えていたのか? 無反応だったのか? 助けようとする気持ちはなかったの? 
結局、病院では異常はないといわれ、行きつけの精神科の先生にパニック障害と言われました。
その薬ももらうようになり、あまり頼ってはいけない薬の副作用の恐怖に怯えながらも、依存し始めました。

息子を支える立場でありながら、精神的にも肉体的も私のほうが先にダウンしてしまったのです。パニック症がの苦しさと言ったらありません。何をするにしてもパニック発作が起きるんではないかという不安に襲われました。息苦しさを感じ、それがずっと続くのです。吐き気もし、体が悲鳴を上げました。毎日毎分が苦しく、逃れたくても私が起きている間中、私を不安と恐怖で苦しめるのです。そして過呼吸になった時の死の恐怖と苦しさ、また過呼吸になったらどうしようという予期不安、安楽な場所がなくなったという絶望感、全然進展のない子供の問題・・・・・未来はありませんでした。

○ 息子の危険な兆候

あるとき、息子のいとこが息子を外出に連れ出してくれました。私の妹の息子で、息子と昔から仲が良く、いい兄貴分といった感じでした。
久々の息子の外出でホッとしましたが、あとでいとこの子から衝撃的なことを入れました。

息子がナイフをもっているということです。いとこが見つけてそれを取り上げようとしたけれど、息子は絶対手放そうとしなかったそうです。
それを聞いて私は末恐ろしくなりました。いつ手に入れたんだろうと思いました。
「ある一線」の恐怖はそのとき以来ますます大きくなりました。ナイフを私は取り上げましたが、得体の知れない恐怖感は消えませんでした。
今となっては、自己防衛のために持っていて、外への攻撃のために持っていたのではないと思いますが、それがいつ暴発するとも限りません。
そのときナイフがあったら・・・社会面で報道される事件になるのは間違いないでしょう。

パニック障害により外出も非常にしんどくなりました。それでも歯を食いしばり必死で家事をこなしました。何とかだましだまし生き抜いていたのです。これ以上耐えられないというほど私は耐え続けていました。この状態が続けば当然うつ病になります。私の心も体も脳もすべてガタが来ていました。私の楽しかった青春時代は一体何だったんだろう? 

この苦しみがあるから、神様が私に情けを与えて楽しませてくれたのかもしれない。そしてパニック障害とうつ病と不登校問題で苦しむのが、本当の私の人生なんだと考えると、ますます症状が悪化していきました。

<まだまだ続きます>

(NEXT)親から見たひきこもり、不登校回想記 そして私のノイローゼ act3

 

子供のひきこもりや不登校問題を抱える親たちの体験談
自身のパニック障害やうつ病やノイローゼや自律神経失調症で苦しんだ方のリンク集です
どれも貴重な克服体験談です
参考になることばかりですので、ぜひ目を通してみてください

(^o^)/ 不登校プログラム(不登校/ひきこもり克服プログラム・親子関係悩み解消・不登校親支援プログラム) オフィシャルサイト

岩波先生の親向けの不登校問題解決のためのプログラム(子供が受けるプログラムは完全に締め切っています)
親が変わることで子供に良い影響を与えるプログラムしかありません。
しかしどれも岩波先生の根本から問題解決できる腕があるため、子供のためにも、親の人生のためにもプラスにならないはずがありません!

(^o^)/ 不登校/ひきこもり克服プログラム(親子関係悩み解消・不登校親支援プログラム)関連サイトを集めたリンク集

(^o^) 不倒翁(おきあがりこぼし)うつからの再生
男性の鬱病とノイローゼの経験談です。うつ病に陥っていく苦しみと克服への家庭を書いています。是非訪れてください。


(^o^) 不登校・ひきこもりと家庭崩壊の危機と克服体験
タカシといいます。私の子供のひきこもり・不登校問題で家庭が崩壊する危機を迎えていく惨状とこちらの方と同じく岩波先生のおかげで助かったことなど


(^o^) ひきこもり・社会的不登校の親 過去・現在・未来
昔掲載していたブログと今の心境のブログ(ひきこもり・社会的不登校問題、抑うつ、不眠症など)を同時に掲載しています。お子さんも神経症から脱出し、一生懸命働いているようです。よかった。


(^o^) 不登校・ひきこもり克服 保護者の集い
不登校問題とひきこもり問題を克服させることができた親が集って管理しているサイトです。ぜひ訪れてください(マツナミ)


(^o^) アベルの不登校漂流および脱出記
アベルといいます。僕の中学高校の不登校やひきこもりのつらさや心境、漂流記録です。また脱出記もありますので、併せてどうぞ


(^o^) プレミアセラピー体験記と鬱とパニックの手記
会社経営者の方の突然のうつ病とパニック障害におちいったことの手記。そして岩波先生の神経症克服プログラムとの出会い(まざーぴえろ)


(^o^) 肉親から見た不登校・引きこもり・リストカット そして神経症
タイトルの通りの内容です。ご夫婦が子供たちの心の問題(神経症的不登校やリストカット)に心を砕き、見事立ち直らせた記録があります


(^o^) アメ子's 海外転校不登校体験記
アメ子さんの中学生の子供の不登校体験記。親は子供にどう向き合うべきか、体験記、不登校/ひきこもり克服プログラムの感想など(まざーぴえろ)


(^o^) 日本一の不登校・ひきこもり情報サイト
ひきこもりや不登校の体験記、関連サイトを集めた総合サイト

(^o^) AC内科医の自律神経健康ブログ 精神的ストレスによる病気の治し方


(^o^) 
家族の鬱病治った体験談
    うつ病になった息子さんの闘病克服の記録


(^o^) 
パニプニ! パニック障害克服ブログ
    岩波先生のプログラムでパニック障害を克服したパニプニさんのブログ


(^o^) 
海外うつ病生活からの治療回復

    海外でストレスの末うつ病になり、海外から先生のプログラムを受けた方の体験談


岩波英知先生の神経症克服プログラム・不登校・ひきこもり克服プログラム関連サイト集
岩波先生の不登校・ひきこもり克服プログラムや神経症克服プログラムの体験記
や悩み克服方法などが載ったページのサイト集

 

(^o^) 不登校克服プログラム  ひきこもり克服プログラム  神経症克服プログラム(岩波先生のプログラム) 
       私と子供がお世話になった克服プログラム、心理脳内プログラム、カウンセリング、コーチングです(まざーぴえろ)

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